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1X認証ネット利用手順

設定後、学内の情報コンセントにLANケーブルで接続し、ユーザ認証(IEEE802.1X)を行います。

Windows 11での利用手順

Windows 10での利用手順

macOSでの利用手順

Linuxでの利用手順

Windows 11での利用手順

❶  タスクバー上のWindowsスタートボタンを右クリックし「ネットワーク接続」をクリックします。

 

❷ 「イーサネット」をクリックします。

 

❸ 「IP割り当て」と「DNSサーバーの割り当て」のどちらも「自動(DHCP)」になっていることを確認します(なっていない場合は、変更してください)。確認後、「認証設定」の「編集」をクリックします。

 

❹ 「オン」に切り替え後、「構成の編集」をクリックします。引き続き以下のように設定後、保存をクリックします。

EAPメソッド:「保護された EAP(PEAP)

認証方法:「セキュリティで保護されたパスワード(EAP-MSCHAP v2)

 

❺ 学内の情報コンセントにLANケーブルで接続するとサインインを促すメッセージが現れますので、「サインイン」をクリックします。サインイン画面にて、ユーザー名とパスワードを正しく入力すると、1X認証ネットに接続できます。*パスワード間違いなどで認証に失敗した場合は、LANケーブルを挿し直すことで再度サインイン画面が表示されます。

ユーザー名 鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp
  (例:k1234567@kagoshima-u.ac.jp)メールアドレスとは無関係なので注意
パスワード 鹿児島大学IDのパスワード

 

* 次回以降は、LANケーブルを接続するだけで鹿児島大学IDによるユーザ認証が自動で行われ、1X認証ネットに接続されます。

▼ 認証に使う鹿児島大学IDを変更したい場合は、

❶ の操作後、「ネットワークの詳細設定」をクリック

ネットワークアダプターオプションの詳細」をクリック

イーサネット」を右クリックし、「プロパティ」をクリック

認証」タブをクリックし、「□ ログオンするたびに、この接続用の資格情報を使用する」のチェックを外し、OKをクリックすると、再度サインイン画面が表示されますので、変更後の鹿児島大学ID、パスワードを入力します。

 

Windows 10での利用手順

❶  「Wired AutoConfig」というサービスについて、サービスの状態を「実行中」、スタートアップの種類を「自動」に変更してください。

スタート-[Windows管理ツール]-[サービス] の「Wired AutoConfig」をダブルクリック

 

スタートアップの種類で「自動」を選択、

次に「開始」ボタンをクリック、最後に「OK」をクリックしてください。

 

❷ 使用する有線LANアダプタの「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」が「IPアドレスを自動的に取得する」かつ「DNSサーバのアドレスを自動的に取得する」になっているか確認します。*なっていない場合は変更し、「OK」をクリックしてください。

スタート-[⚙設定]-[ネットワークとインターネット]-[アダプターのオプションを変更する]

使用する有線LANアダプタ(イーサネット 等)を右クリック-[プロパティ]で確認

 

❸ 手順 ❷ で確認した有線LANアダプタのプロパティにて「認証」タブをクリックし、以下のように設定します。

 ▼「☑ IEEE 802.1X 認証を有効にする」をチェック

  「Microsoft: 保護された EAP(PEAP)」を選択

  「設定」をクリック

  「□ 証明書を検証してサーバーのIDを検証する」のチェックを外す

  「セキュリティで保護されたパスワード(EAP-MSCHAP v2)」を選択

  「構成」をクリック

  「□ Windowsのログオン名とパスワード~」のチェックを外す

 

 ▼「OK」をクリック(1回目)

  「OK」をクリック(2回目)

  「追加の設定」をクリック

 

 ▼「☑ 認証モードを指定する」をチェック

  「ユーザー認証」を選択

  「OK」をクリック(1回目)

  「OK」をクリック(2回目)

 

❹ 学内の情報コンセントにLANケーブルで接続するとサインイン画面が表示されます。ユーザー名とパスワードを正しく入力すると、1X認証ネットに接続できます。*パスワード間違いなどで認証に失敗した場合は、LANケーブルを挿し直すことで再度サインイン画面が表示されます。

ユーザー名 鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp
  (例:k1234567@kagoshima-u.ac.jp)メールアドレスとは無関係なので注意
パスワード 鹿児島大学IDのパスワード

▼ サインイン画面が見当たらない場合は、タスクバー上のエクスプローラ📁を確認ください。

 

* 次回以降は、LANケーブルを接続するだけで鹿児島大学IDによるユーザ認証が自動で行われ、1X認証ネットに接続されます。

▼ 認証に使う鹿児島大学IDを変更したい場合は、

有線LANアダプタのプロパティにて「認証」タブをクリック

「□ ログオンするたびに、この接続用の資格情報を使用する」のチェックを外し、OKをクリックすると、再度サインイン画面が表示されますので、変更後の鹿児島大学ID、パスワードを入力します。

 

macOSでの利用手順

❶ [システム環境設定] -[ネットワーク] を開き、使用する有線LANアダプタの「IPv4の設定」が「DHCPサーバを使用」になっているか確認します。*なっていない場合は選択し、「適用」をクリックしてください。

 

❷ 学内の情報コンセントにLANケーブルで接続すると認証ダイアログが表示されます。アカウント名とパスワードを正しく入力すると、1X認証ネットに接続できます。*パスワード間違いなどで認証に失敗した場合は、LANケーブルを挿し直すことで再度認証ダイアログが表示されます。

アカウント名 鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp
  (例:k1234567@kagoshima-u.ac.jp)メールアドレスとは無関係なので注意
パスワード 鹿児島大学IDのパスワード

 

* 次回以降は、LANケーブルを接続するだけで鹿児島大学IDによるユーザ認証が自動で行われ、1X認証ネットに接続されます。認証を終了させたい場合は、

 [移動]-[ユーティリティ]-[キーチェーンアクセス] を開き、

 [ログイン]-[パスワード] で表示される一覧から

 種類:802.1X Password アカウント:鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp となっている行

 (Default になっていることが多い)を選択し、delete キーを押すことで削除してください。

 

Linuxでの利用手順

GUIで設定する場合(Ubuntu 18.04 LTS)

有線ネットワークの設定を開き、「セキュリティ」タブで「802.1xセキュリティ」をオンにし、次のように設定してください。接続できないときはシステム時刻が正しいかご確認ください。

認証 [保護つきEAP(PEAP)]
匿名の識別子 [空白]
CA証明書 [なし]、「☑ CA証明書が要求されましたが存在しません」をチェック
PEAPバージョン [自動]
内部認証 [MSCHAPv2]
ユーザー名 鹿児島大学ID@kagoshima-u.ac.jp
パスワード 鹿児島大学IDのパスワード

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CUIで設定する場合(CentOS 7.9 最小構成,Ubuntu 18.04 LTS)

❶ ethernet のデバイス名を確認します

$nmcli d

❷ 接続プロファイルを作成します(❶で確認の結果、ethernet のデバイス名が enp3s0 のとき)

$nmcli c add connection.id 1xlan type ethernet ifname enp3s0

❸ 接続プロファイルを編集します(鹿児島大学IDが k1234567 のとき)

$nmcli c edit 1xlan

nmcli> goto 802-1x

nmcli> set eap peap

nmcli> set phase2-auth mschapv2

nmcli> set identity k1234567@kagoshima-u.ac.jp

nmcli> set password ここに鹿児島大学IDのパスワードを入力してください

nmcli> save persistent

nmcli> quit

❹ 再読み込みを行います

$sudo nmcli c reload

❺ 1X認証ネットに接続します(*接続できない場合、いったんOSの再起動をお試しください)

$nmcli c up 1xlan

 

2022.8.19