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最近のWindows Update KB5012170の適用により、再起動時にコンピューターにBitLocker回復キーの入力を求められる現象が発生しています。 自動的にBitLockerが有効にされているケースがあり回復キーを見つけることができないケースの場合、データを失う現象が発生しています。
BitLockerは、Professionalエディション以上に搭載される機能ですが、例外があり、一部メーカー製パソコンでは、Homeエディションであっても自動で有効化されるケースがある模様です。
(A)Microsoftアカウントでのログイン設定者→Microsoftアカウントにて管理サイトにアクセスして、回復キーをメモまたは保存する。メモまたは保存した回復キーにてBitLockerによるアクセス制限を解除し、BitLockerの設定を一時的に無効化(停止)する。
(B)Microsoftアカウントでのログイン未設定者→今のところ初期化しかない。外付けのメディアにバックアップを取っている場合は、バックアップにてデータの復旧が可能です。
※BitLocker 回復キーを見つけることができず、必要な原因となった構成変更を元に戻すことができない場合は、 Windows 回復オプションのいずれかを使用してデバイスをリセットする必要があります。 デバイスをリセットすると、すべてのファイルが削除されます。
※Microsoft サポートでは、失われた BitLocker 回復キーを提供または再作成できません。
(1)ログイン後、BitLockerの設定画面から、回復キーのバックアップを行う(PC内よりは、Microsoftアカウント上または、外付けのメディアの方が望ましい)。
(2)回復キーのバックアップ後、BitLockerの設定を一時的に無効化(停止)する。
○Windows で BitLocker 回復キーを見つける
※上記対応は、修正パッチが提供されるまでの一時的な対応と考えてください。
※BitLockerの機能そのものは、PC内のデータを暗号化し、保護するため、PCの紛失の際のセキュリティ上有効な内容となっています。修正パッチ提供後は、BitLockerの設定を有効化してください。
※回復キーを保管(把握)しておけば、一時的な無効化の必要はありません。